ミドル脂臭と疲労臭
◯ミドル脂臭(酸性)
別名「つわり臭」と呼ばれ、女性に強烈な不快感を与える。ミドル脂臭の原因物質は「ジアセチル」。2013年に化粧品メーカーのマンダムが発表し認知される。汗に含まれる疲労物質「乳酸」が、皮膚のうえで分解されてジアセチルになる。もし、汗がサラサラのきれいな汗であれば臭いを放つことはないのですが、ベタベタとした汗の場合、皮膚にとどまり分解され、臭うようになる。汗をかかないようにすればいいというわけではない。汗が出る汗腺は使わなければ衰える。運動不足や、エアコン漬けで汗をかかない生活をしていると、サラサラの良い汗がかけなくなってしまう。また、ジアセチルのもととなる乳酸は疲れがたまっているときに出る物質。エアコンの効いたオフィスで、ずっとパソコンに向かっている働き詰めのビジネスパーソンは要注意というわけです。
対策は、スポーツなどで日頃からよく汗をかくようにすれば良い。又、しっかりとお風呂に入るのが効果的。風呂で汗を流し、湯船につかれば乳酸も流れ出ていきます。湯上がりにクエン酸を摂取すると汗腺機能も高まるため、より効果的。クエン酸は、リンゴ酢や黒酢などのお酢や、みかんやグレープフルーツなどの柑橘類に含まれています。
→風呂上りにリンゴ酢、黒酢
疲れやストレスがたまった時、アンモニア臭(尿のような臭い)がする。
アンモニアが出やすくなる3つの要因
・腸内環境が悪い(動物性脂肪の摂り過ぎなど)
・筋肉が疲労している(営業の外回りなど)
・肝機能が落ちている(お酒の飲み過ぎなど)等
肝臓が弱ってくると体からアンモニア臭がしてくる。
→しじみの味噌汁
→ミョウバン(酸性)を水に溶いて霧吹きスプレー